大阪府豊中市の害虫・シロアリ駆除業者シンエイハウスのお知らせを紹介しています。

TEL.06-6331-7005

営業時間:9:00~18:00(月~土曜)

お問い合わせ

スタッフブログ

2020.01.06

ネズミ駆除(毒餌)についてご説明します

皆様、あけましておめでとうございます。

さて先日、ネズミ対策の件に触れましたが 先日の記事はこちら
今回はその対策方法の1つである毒餌での駆除についてご説明致します。

ネズミ駆除の基本的な流れとしては、
➀ネズミが通った痕跡のある箇所に毒餌を設置。
➁後日、喫食しているかどうかを点検。
➂餌がなくなっていれば追加。
➃これを繰り返す。
というものです。

相談件数が多いのはやはりクマネズミという種のネズミになるのですが、実はこのクマネズミ、カラスなどと同じく現代の日本の都会での生活にしっかり順応しており厄介な存在になっています。
手強くなっている要因を述べていくと、まずは知能が上がり警戒心も強くなっているという点。
例えば、即効性のある毒餌を食べて1匹ネズミが死んだとします。
すると他のネズミがもうその餌を設置していた場所にあまり近寄らなくなったりすることがあるのです。
なので今は毒を使用する場合は遅効性の薬で徐々に弱らせて駆除するのが主流となっています。
他にも、粘着トラップに他のネズミがかかっているのを見て警戒して仕掛けている場所に近寄らなくなったという例も…。

次に、何年にも渡り毒餌での駆除が行われてきた影響で一部の毒に抵抗性を持ったスーパーラットと呼ばれる個体が現れている点。
数か月食べさせ続けても一向に被害が改善されなかった、などという事例もあります。
このあたりはメーカー側もまた違った成分の薬剤を開発することで対策がなされている現状です。

そして、飲食店や一般家庭などに侵入し食べ物が豊富にある環境で生きてきたことにより
ネズミの嗜好にも個体差が大きくなってきているという点。
要するにグルメになってきているということです。
毒餌の形状には固形、ピル状、パウダー状などいくつか種類があり毒に加えて誘引成分も含まれてはいるのですが、設置してもその現場のネズミが気に入らなければ全く口にしないこともあります。
使用する毒餌を選ぶ際、成分や形状などをしっかり考慮することが重要です。
昔に比べ、賢く逞しくグルメになった現代のネズミ。
次回はそんなネズミ達との戦いの事例を可能な範囲でお伝えしたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

カテゴリー: スタッフブログ

タップで電話がかかります 06-6331-7005

Webなら24時間OK お問い合わせ